健康だより 「サラサラ血液とデトックス」

健康に関する知識情報をご提供するコーナーです。

1.血液ドロドロ状態とその原因

血液の状態 一般にドロドロと言われる血液は、赤血球が硬くなって変形しにくくなったり、白血球や血小板の粘り気が増してくっつきやすくなる状態にあります。

特に赤血球の柔軟性や弾力性の高さが血液の健全さの証と言われます。総延長10万キロメートル(地球を2周半分)にも及ぶ血管のほとんどが太さ3ミクロン程度の毛細血管であるため、直径が8ミクロンほどの赤血球がスムーズに通過するためには自由自在な変形能力が欠かせません。

血液がドロドロとなる主な原因は、血液中や血管壁に有害物質、中性脂肪、コレステロールなどが溜まることがあげられます。また、体内の水分の不足により血液中の血漿量が減ることもドロドロを招く要因といわれています。

ドロドロな血液は、血管をつまらせて脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。また、血液も酸化されやすく酸性に傾くため、免疫力が低下し病気になりやすくなります。ドロドロ血液は肩こり、むくみ、肌荒れ、頭痛・腰痛、冷え性や生理不順を招くほか、疲れやすい、イライラする、集中できない、といった状態に陥る原因ともなります。

2.血液ドロドロ状態を招く生活習慣

血液をドロドロ状態にする生活習慣のワースト5をあげてみました。

肉食1) 肉類に偏った食生活
肉類や油ものばかりに偏った食生活を続けていると、血液中のコレステロールや中性脂肪がしだいに多くなり、血液のドロドロ状態を招くこととなります。


Sweet2) 菓子やジュースのとり過ぎ
エネルギーとして使われない糖分が、肝臓でドロドロの中性脂肪に変えられるため、ドロドロ血液の大きな原因となります。甘いものを食べて血糖値が上がると、赤血球がくっつきやすくなったり、変形しにくくなります。


ストレス3) ストレスの蓄積
アドレナリンの分泌により総コレステロール値が高くなったり、白血球の粘着能が高まり、血液の流れが悪くなったりします。また、ストレスにより汗をかくため、体内の水分が失われ、血液ドロドロになりやすいのです。


運動不足4) 運動不足
運動不足は新陳代謝を停滞させ、中性脂肪やコレステロールが燃焼せずに溜まる一方となります。また、ストレスもたまりやすくなるため、ドロドロ血液状態をひどくしてしまいます。


酒とタバコ5) タバコやお酒ののみ過ぎ
タバコは、コレステロールを酸化させて血管の弾力を失わせ、白血球の粘着能を高めてしまいます。過度の飲酒は血管を収縮させ、血小板が固まりやすくなります。また、アルコールを飲みすぎると、脱水症状になり、ドロドロ血液を招きます。

3.血液をサラサラにするデトックスなどの生活改善

血液をサラサラにして健康と美容を維持するためのお勧めの生活改善法をご案内します。

デトックス1) デトックス
血液ドロドロの原因となる有害物質や老廃物を直接吸着・排出するとともに、細胞の新陳代謝を高めてコレステロールや中性脂肪の燃焼効率を上げることにより、血液をサラサラにする重要な働きをします。


バランス食2) 野菜、魚類、肉類のバランスの良い食生活
魚、特にイワシやアジなどの青魚は血液をサラサラにするDHA、EPAを多く含みます。また野菜にはコレステロール値を下げる食物繊維およびコレステロールが血管壁につくのを防ぐビタミン類が豊富です。


フィットネス3) 適度な運動
適度な運動は身体全体の新陳代謝を高めることになり、血液中のコレステロールや中性脂肪などの燃焼を促進するほか、血管を丈夫にするという効果があります。


リラックス4) リラックス
お風呂や音楽、アロマテラピーなどで日頃のストレスを発散し、リラックスすることもサラサラ血液に大切です。適度なお酒もリラックスしたり、血液の循環をよくする効果がありますが、飲み過ぎは逆効果にもなります。


水分補給5) 充分な水分補給
水分補給により体内の水分量を保ち血漿量を適量に維持することが大切です。汗をかいた時や、風呂上がり、起きがけの時などには充分な水分補給をしましょう。糖分の多いジュース類や利尿作用のあるコーヒー等よりも、ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどがお勧めです。

4.血液をサラサラにするお勧めの食品

血液をサラサラになる食べ物は「オサカナスキヤネ」とまとめて覚えることができます。すなわち、
お茶(オ) 魚(サ) 海藻類(カ) 納豆(ナ) 酢(ス) キノコ類(キ) 野菜(ヤ) ネギ類(ネ)
のことを指しますが、特にお勧めの具体的な食品ベスト5を以下ご案内致します。


黒酢1) 黒酢
体に良い酢の中でも、血液サラサラ度No1。クエン酸が血液中の老廃物を排出、赤血球の変形能を高め、血小板の凝集を防ぎます。血糖値抑制、 血圧正常化、コレステロールの減少や肝機能回復作用もあります。


梅肉2) 梅肉
梅肉はムメフラールという化合物に、血小板の凝集を防ぐ働きがあります。老化防止、肝機能改善、整腸作用、殺菌作用などもあり、ニキビや肌荒れにも効果があります。ピロリ菌に対する増殖抑制作用もあります。


納豆3) 納豆
納豆が含むナットウキナーゼという酵素には脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を溶かす働きがあります。大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンに似た作用があり、抗酸化作用や血圧降下作用もあります。


青魚4) 青魚
青魚には不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が多く含まれ、赤血球の変形能を高めて、血小板の凝集を抑えます。、酸化しやすく、調理により吸収率が低下するため、柑橘類やごま等と共に生で食べるのがお勧めです。


黒豆5) 黒豆
抗酸化作用のあるアントシアニンには、血小板の凝集を抑制して血液をサラサラにする他、血液中のコレステロールを減らし、腹部の脂肪蓄積を抑制し、お肌に大切なコラーゲンの働きを強め、視力向上作用もあります。